体験する

今も昔もお香の原料は、 香木と呼ばれる沈香や白檀などを主に、 生薬としても用いられている天然の草根木皮などから作られています。煙や香りを通し体内に入るものだからこそ、天然香原料100%の安全なお香をご自身で作ってみませんか。香りと共に自分自身を見つめる時間を作ると、感覚が研ぎ澄まされ本来の自分がみえてきます。原料のセレクトもその日の自分の体調や気分によって変化します。そんなお香づくりの魅力をたくさんの人に知ってもらいたいと思っております。

匂い袋

お守り・魔除けとして
身に付けたり
インテリアとして用いるお香

◯匂い袋 ◯部屋香 ◯防虫香 
◯訶梨勒(掛け香) ◯玻璃香

新春に飾る厄除けのお香 訶梨勒(かりろく)

訶梨勒とはインド原産の植物。
訶梨勒の実「訶子」が諸病を直す薬として重宝されたことから魔除けとしてその実を袋に入れて柱に飾るようになったそうです。

当教室の「訶梨勒」は訶子の実と香木や生薬といった高価で希少な香原料をご自身で調合し訶子の実を模した金襴香袋に入れて仕上げる匂い袋です。

その日の体調やお好みによってセレクトする原料も変わってきます。
とても奥の深いお香の世界を体験してみませんか。

※写真はイメージです

季節に合わせてお香を楽しむ 白檀を使って
~春の香りの匂い袋~

お香の調合で使用する代表的な香料のひとつに『白檀』があります。優しく上品な香りは安らぎの香りとしても有名です。

「白檀」について学びながら、基本の匂い袋とアレンジで桜の香りの匂い袋を作ります。
ご自分で調合し、お好きな布や紐をお選びいただき仕立ててみましょう。 鞄に忍ばせて…春の香りを持ち歩いてみませんか?

※写真はイメージです

塗香

穢れを除き心身を
清浄にするお香
手などに塗り用いるお香

塗香(ずこう)

心身を清め邪気を寄せ付けない為に用いるお香。
儀礼や参拝の折に。また、癒やしや寛ぎのアイテムとして。
お手紙や御祝儀に香りを添える大人の嗜みとして。
会議の前や、気分を切り替えるアイテムとしてなど、
いろいろな楽しみ方があります。

手順
① 香原料の説明をします。
② 香りを確認しながら調合します。
③ 出来上がり

※写真はイメージです

焼香

供養の際に用いるお香

◯五種香 ◯七種香 ◯十種香など

焼香

お焼香をあげるという行為は、
・亡くなった方が食べるとされている
「お香の良い香り(食事)を供える」
・あの世へ旅立つ故人を見送る
など、とても大切な意味があります。

大切な故人との架け橋になる「お焼香」、ご自身で調合し
供養してみませんか。
貴方の想いが故人に届くことでしょう。

手順
① 香原料の説明をします。
② 香りを確認しながら調合します。
③ 出来上がり

※写真はイメージです

練香

平安時代、貴族の間で
流行したお香
火は使わず
温めて香りを楽しむお香

練香

平安時代に貴族の間で“たきもの合わせ”として流行したお香
現在は茶道でよく用いられているお香です。
火を使わず温めて香を出すお香ですので、煙も出ずやさしく部屋中に香りが広がります。

手順
① 香原料の説明をします。
② 香りを確認しながら調合します。
③ 調合した香料に蜜を加え練り上げます。
④ 練り上がった香料を丸めて形成します。
⑤ 容器に入れて持ち帰ります。
-----ワークショップはここまで------
⑥ 調合後一定期間(20日位)熟成させて出来上がり。

※写真はイメージです

線香

江戸時代初期から日本で
製造されるようになったお香

◯供養 ◯インセンス香 
◯趣味の香 ◯蚊取り線香

線香

線香は、供香から趣味の香まで幅広い種類があります。
季節や用途に合わせたワークショップを開催します。
詳細でご確認ください。

手順
① 香原料の説明をします。
② 香りを確認しながら調合します。
③ 調合した香料に水分を加え練り上げます。
④ 練り上がった香料を絞り出します。
⑤ 形を整えて持ち帰ります。
-----ワークショップはここまで------
⑥ 持ち帰った練香をよく乾燥させます。
⑦ 出来上がり

※写真はイメージです

印香

江戸時代から始まった
「趣味の香」
温めて香りを楽しみます

印香

火を使わずに温めて香を出すお香。
やさしくお部屋に香りが広がります。
いろいろな型で抜く作業も楽しみの一つです。

手順
① 香原料の説明をします。
② 香りを確認しながら調合します。
③ 調合した香料にのりを入れ練り合わせます。
④ ③を均等にのばし扇や華紋など様々な型で抜きます。
  容器に入れて持ち帰ります。
-----ワークショップはここまで------
⑤ 持ち帰った印香を容器から出し、よく乾燥させます。
⑥ 出来上がり

※写真はイメージです