六香について
「お香」は、約1500年前に仏教と共に日本に伝わり、時代と共に日本の季節や風土に合わせながら洗練・継承されてきました。
お香には、仏に捧げる供香のほかに、癒し効果(リラックス)/ 鎮静効果(ストレスを和らげる)/空気浄化効果/殺菌効果/防虫効果などがあり、ご先祖様や仏様との架け橋/邪気を祓うなどスピリチュアルな力もあるようです。
そんなお香の力に魅せられて、お香について深く学び、調合技術を習得、
お香のスペシャリスト『香司』として活動をはじめました。
今も昔もお香の原料は、香木と呼ばれる沈香や白檀を主に、生薬としても用いられている天然の草根木皮などから作られています。煙や香りを通し体内に入るものだからこそ、天然香原料100%の安全なお香をご自身で作ってみませんか。香りと共に自分自身を見つめる時間を作ると、感覚が研ぎ澄まされ本来の自分がみえてきます。原料のセレクトもその日の自分の体調や気分によって変化します。そんなお香づくりの魅力をたくさんの人に知ってもらいたいと思っております。
六香(RIKKA) 香司 狩野 理絵
お香について
日本のお香の歴史は古く、仏教の伝来とともに6世紀ごろの飛鳥時代に始まります。仏教の宗教儀式において、香りは神聖な要素として扱われ、精神的な浄化や祈りの一環として使用されました。
平安時代には、仏教寺院や貴族の間でお香が重要な役割を果たし、香りを楽しむ文化が広まりました。
このように、日本人は古来から香に親しみを持ち生活に取り入れてきました。
そして現代も、 お香は宗教的な儀式だけでなく、日常の癒し、浄化作用、防虫効果など生活の中で親しまれています。
リラクゼーション効果
香りは、リラックスやストレス軽減に寄与することが知られています。例えば、ラベンダーやカモミールの香りは、神経を鎮める効果があるとされています。
エモーショナルコネクション
香りは、過去の経験や記憶と深いつながりを持つことがあります。特定の香りが過去のポジティブな経験や場面を思い起こさせることで、エモーショナルな癒しや慰めをもたらすことがあります。
お香は「香りを聞く」
お香は、香りを“嗅ぐ”とは言わずに“開く”と言います。
心を傾けて、お香の香りを味わい楽しみたいものです。
お香のある暮らし
リラックスとストレス軽減
お香の香りを楽しむことで、日常のストレスから解放される瞬間を作ることができます。リラックス効果がある香りを選んで、自分のリラックスタイムを演出してみませんか。
空間づくり
お香の香りは、部屋の雰囲気を変えるのに役立ちます。リラックスしたいとき、
集中したいとき、場面にあったお香選びで、居心地の良い空間を作ることに役立ちます。美しいお香ホルダーやデザイン性の高いお香スティックで自分らしい空間づくりを 楽しんでみてはいかがでしょうか。
瞑想や集中のサポート
お香は、瞑想や集中のプラクティスをサポートする手段としても利用されています。
お香の香りで心を落ち着かせ、集中してみませんか。
くらしの習慣
お香を焚くことを日々の習慣として取り入れることで、自分自身と向き合い、
リフレッシュする時間を作ることができます。朝や夜にお香を楽しみ、
新たな始まりや一日の終わりを意識してみませんか。